そんな食を求めて、日本中を旅しました。やっと見つけたホンモノの美味しさは、昔ながらの味を今も頑なに守り続けている中華そばの老舗にありました。
その中華そばは、遠方から訪れる多くの人々の期待を決して裏切らない、まさに感動の味わいでした。
通い詰めること数年。熱意を語り、味を語り、夢を語り、ついに許され継承した秘伝の味わいに、さらに創意工夫を凝らし、ここに完成。
変わらぬ「いつも」の中華そばを、豊龍は頑固に作り続けます。
席数:26席(カウンター10席・テーブル8席・小上がり8席)
店内は禁煙です。店外に喫煙スペースがあります。
無料Wi-Fiを提供しております。
クレジットカードのご利用が可能です。(VISA、MASTER、AMEX、JCB、Diners)
電子マネー(iDやSuica、LINE Pay、d払いなど)もご利用頂けます。
スープは、鶏ガラ・豚骨をベースに豚肉・昆布・各種香味野菜などと炊き上げ、京都から送られる秘伝の醤油ダレにさらに肉塊を大量に漬け込んだ当店独自の醤油ダレと合わせることで濃厚な旨みを醸し出しています。見た目は醤油の色が非常に濃いので、味がしょっぱいと思われがちなのですが、一口召し上がると、意外にまろやかでコクが生きていることにお気づきいただけるはず。実はこのスープの見た目は、熟成を重ねた当店独自の醤油ダレによるもの。この手間暇をかけた「醤油ダレ」こそが、豊龍の味の決め手。 京都で継承してきた秘伝中の秘伝です。
豊龍の麺はストレートの低加水・中太麺です。ストレートであるということは、縮れ麺のようにスープをからませて味わうのとは違うということ。麺そのものがスープを吸収し、小麦粉本来の風味と、スープの旨みを同時に味わっていただけるよう計算されたカタチです。これも、老舗が長い経験の中から編み出した工夫のひとつなのです。スープをバランスよく吸収するよう、製麺の時点で麺の水分は極力抑えます。実はこの「低加水麺」の製麺には非常に高度な技術を要します。製麺業者さんと二人三脚で、目指してきた味を完成に近づけることが出来たのです。
豊龍のチャーシューは独特の甘味とコクと柔らかさを持った部分の肉を中心に使い、毎日丁寧に手作りしています。秘伝のタレに漬け込む時間を絶妙にコントロールし、薫り高く最高の風味をお楽しみいただくため、お出しする直前に切り分けます。
京都から取り寄せる「九条ネギ」は、上品な香りと甘味が持ち味です。 九条ネギには他のネギにはない「ぬめり」が存在します。このぬめりに、香りと甘さが凝縮されています。一般のネギでは出せない、微妙な風味を中華そばに添えてくれるのです。
豊龍ではメンマの事を「竹」と呼んでいます。何故ならメンマはそもそもマチク (麻竹)を発酵させて食用にされていた食品であることから。厳選した最高級短冊メンマをじっくり塩抜きし最適な大きさにカット。中華そばの味を引き立てる独自の味付けをほどこしています。シコシコとした歯ざわりも是非お楽しみください。
豊龍では、元気いっぱいの鶏が生んだ甘みとコクのある新鮮卵のみを使用しています。煮玉子は、中が半熟で白身の部分にのみ熟成醤油ダレのスープにて味をしみ込ませ、黄身の旨みをさらに引き出しています。